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2010/01/22

コメント

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ジンバブエコットンなんかで、デニムといえば、すっかり、ムラ糸というイメージだったんですが、昔は、糸自体は、フラットだったんですね。
普通の織物でも、高速織機は、きれいなものを作る時はいいけども、味のある表情を出したいときは、ぺったりしておもしろくないといって、古い織機を探していたのを思い出しました。

>たなか様
コメントありがとうございます。

本来は粗悪な綿(短繊維)を紡績する際に、強度を上げる為に強撚で紡糸したのがムラ糸の原因になります。
ジンバブエの様な高価(超長繊維)の物は本来、繊細なドレスシャツなどに用いられていたので、90年代に入るまではこういった綿が使われる事は無かったんです。

今ではスーピマやジンバブエと言えば一般的に良いジーンズに使われる事が増えましたが、基本的には超長繊維のものなので、人工的にムラを形成しているものが多いんです。

昔(1973年)は均一なデニムが世の中に無かった中、職人気質な日本人が『より良い物を!!』っという思いで、紡糸・製織の段階で工夫しながら作りあげたんだと思います。

まさに日本ならではの特徴ではないでしょうか。

小ネタ11にコメントしたつもりがなぜか10に投稿してました。強撚にしてしまうとガリッとしてしまいそうなイメージなんですが、それも加工で、クリアしたんでしょうか?
最近は、長綿使いでも、ありがたられなくなってしまってますが、その当時の苦労の結晶が理論ではない風合い出してるんでしょうね。

>たなか様
KD-8は強撚の糸じゃないんです。
そもそも強撚の糸はVintageによくみられる、アメリカの作業着時代のものが多いんです。

KD-8は当時の知識と技術を集結させて、緻密な計算の元、作られたデニムなんです。

こういった緻密さの中に日本の物作りを感じます。

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