どもっ
今日も細かいコダワリ紹介していきます。。。
今回は腰帯と袋布に注目
前回にJAPANモデルの特徴を作っている、二本線ミシンと環縫いのお話をしましたが、
この腰帯が環縫いミシンによる箇所なんです。
このモデルの特徴は腰帯の上下が環縫いという事なんです。
通常は付け側のみなんですが、上下を環縫いで一気に縫い上げてしまう
なんとも効率の良い手法なんです。
↓コチラ
ただこの時代の物は様々な工場で縫製していて、細かい生産月の違いでも縫製に違いがあります。
例えば、今回は環縫いが帯の一番端まで入っているんですが、実はこれはBIGJOHNの歴史の中では
大変珍しいタイプで、通常は途中で環縫いを終えて解けないようにカン止めを打つ仕様なんです。←これBIGJOHNを代表する特徴的なディテール(カッコイイ名前はナシ。。。)
ちなみに第二弾のFIRSTモデルはこの仕様
たかが環縫いなんですが、ジーンズ好きになればなるほど、環縫いには惹かれていくんです。
なぜかって?…っそうアタリ感が違ってくるんです
これにより立体感のある腰回りの加工感が出るんです
まっこれはマニアックというよりはジーンズあるある話というくらい常識
じゃぁマニアック話という事で、袋布の方!
BIGJOHNの中でも70年代前半で途絶えてしまった仕様なんですが、
↓コレっ
これ『縫い上げ』と呼ばれる仕様で角に埃が溜まりにくくする為に考えられた仕様なんです
凄く考えられたディテールなんですが、効率化とともに今の『返し縫い』に変化していったんです
こういった素晴らしいディテールはもう一度復活させて、オリジナルの日本品質として
残し、進化させていくべきだと心に決めたSHIMADAでした
…あっこれ今年最後のBLOGだっ
来年は猛ダッシュで駆け抜けますよっ付いて来て下さいねっ
皆さん良いお年を
ではでは、2010年に
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