どもっ
小ネタの時間だよぉ~!!!!
今回はバックスタイルを紹介。
バックスタイルといっても、ピスポケットまわり
なんといってもこの1968FIRSTモデルの特徴は
それまでアメリカの真似事でジーンズを作っていたのが、
初めて日本人の体型の意識したジャパンジーンズの始まりともいえる
シルエットとバランス
日本人とアメリカ人で大きく違うのが、下半身の肉付き
特に尻周り
そこでFIRSTモデルはヒップやワタリが細いスタイリッシュなシルエットになっているんですが、
工夫はそれだけではなく、ピスポケットの形やバランスで
日本人のお尻に映えるバックスタイルを作っていたんです
しかも今回はよりデッドストック感を出す為に、手の荒さも完全再現
更に右綾のデニムを穿きこんだ時に出る、ポケットの変形も表現
それがコチラ↓
わかります?
全体的に小さく、特に縦にペチャンコなんです。
この形が日本人のお尻をカッコ良く見せるんです
あと縫い仕様も注目
右端の縫い代を押えながら縫い始めて、ぐるっと縫うので、左端の縫い代が上手く処理
されないんです。。。(一筆書きでまだ縫い仕様に慣れていない為、イビツ)
さらに終わりは最初の所に戻って、終わり。
縦でカブせるんです。
コレ今回でわかった昔のBIGJOHNの癖。
左には赤いレーヨン製ピスネーム
JAPANモデルと同じく経年変化が味わえます
変形は実は右ポケットはあまりしないんで、そこまで大きな変形なし。
ポケット口の三つ巻きは当時まだラッパ(キレイに縫う為のアタッチメント)が無かった為、
手で折り、フリーで縫う仕様。(完全Hand Made)
なんで、縫い代が大きいんです。
これが穿きこんでいった際にJAPANモデル同様周囲の大きな縫い代と
一緒に独特のアタリを作ってくれるでしょう
続いて左ポケット↓
わかります?
右上に伸びた様な形になるんです。
基本、右綾のパンツはこうなります
こちらも同じく、右端から始まる縫い仕様。
イビツなステッチ。。
ハミ出る縫い代。。。
これを二つ並べてみると↓
こんな感じ!!
完全デッドストックのジーンズでしょ??
このイビツ感
独特の大きさ&形
オーラ放ってます。
このバックスタイルを見ながら
『これっ完全に古着やんっっ』
と何回叫んだ事か。。。
しかし、古着をそのまま作っても今ダサくなる
の
で
今回はピスポケ位置を若干、ローバックポケットにして
今穿いても、かなりカッコ良くなる様に仕上げました
更にこのモデルの特徴
隠しカン止め仕様。
実はこの隠しカン止めはほぼ4年程度しか使用されなかったんです。
古着を探す際も参考にして下さい
ってなわけで、コダワリ所の多いピスポケ周辺を
急ぎ足で紹介してしまいましたが、
伝わりました??
とにかくオーラ放ってるんです。
僕、このバックスタイル大好きです
自信作です。
本物より本物らしい
是非、直に手にとって見て下さい
最近のコメント