2010A/W WORLD WORKERSのコレクションをご覧になっていただけたでしょうか?
その中から僕が特にご紹介したいものが「LINER WORK JACKET」です。
最近ファッション誌でも掲載されたり、アダム エ ロペさんとのコラボモデルも発売しているので、ひょっとしたらどこかで見た人もいるかと思います。
WORLD WORKERSが誕生した1975年、このワークジャケットは生まれました。
その1975年当時の古着がコレ。
フロントはジップアップで、左胸にジップポケットがあり、裏地がライナーになっているのが特徴です。
襟部分がコーデュロイになっているところにも注目。
1975年当時のヘビーデューティーの時代背景を感じてしまいます。
かなり着込まれており、ハードに着用されていたことが見てとれます。
(※詳しくはデジタルアーカイブのこのページで。)
個人的に好きなジャケットだったので、「いつかワールドワーカーズでまた作ってくれないかな」と願いつつ、アーカイブルームに資料として保管していました。
まさかその願いが通じたのか、なんと今秋冬アイテムとして再リリースすることになったのです。
1975年から35年の時を経て、現代にアップデートした2010年度版 LINER WORK JACKETがコレです。
Lot.MWJ004A-001 ¥29,400
10oz NEP DENIM / MADE IN JAPAN
《身頃部分はライナー、袖部分はキルティングにして防寒に優れた仕様に》
《着丈がやや長くなり、再度にアジャスターが付く仕様に改良》
《当時はBJオリジナルジッパーかTALONでしたが、今回はWALDESのジッパーを採用》
《当時は12ozのデニムでしたが、今回は10ozネップデニムを採用》
ほとんど見た目のデザインは変更なく見えるかと思いますが、細かなディテール・サイジング・シルエットなど、すべてアップデートしています。
より軽く、よりシャープに、より高品質に改良。
着比べてみるとハッキリと分かるのですが、やはり1975年当時のものはポッテリしていて、着ていても重さをズシリと感じますが、2010年度版はサラっと羽織れてシルエットも無駄がなく、やっぱりイマだとこっちが気分。
ちなみにこのワンウォッシュのカラー(001)に加えて、当時はなかった中古色(113)もあります。
そして同じデザインながらも、裏地がライナーではなくボアになり、デニムではなくコーデュロイ素材を使ったMWJ005A 「BOA WORK JACKET」も同時に登場。モスグリーン(C13)とブラック(C61)の2色展開です。
左:LINER WORK JACKET 001 ワンウォシュ / 右:BOA WORK JACKET C13 モスグリーン
LINER WORK JACKETもBOA WORK JACKETもどちらも人気高し。
今年の冬はワークジャケットに大注目です。
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