東京支社のKiyoです。
仕事柄、当然のごとく毎日ジーンズを履くわけですが、
ただ単にユニフォームとして履いているわけではなく、
実際これも仕事の一環です。海外で日本のデニムが
評価されて久しいですが、特にその「色落ち」の良さは
もはや誰もが知るところ。そんなわけで、未洗いのジーンズの本当の
魅力を伝えるためには実際に人が履いた「履き込みサンプル」なるものが
必要になります。つまり「実際に自分が履いていくと半年後、1年後には
どうなっているのか」をイメージしてもらう必要があるのです。しかしながら
実際に人が履き込んだジーンズは当たり前ですが大量生産することができず、
地道に社内の我こそはという有志に実際に履いて頂き、時間をかけて
作る(育てる)しかありません。
そんなわけで私も2013年、ひたすら1本のジーンズを履き続けた
(これを俗に1本履きというらしい)わけですが、その成果がこちら。
1年間履き続けたことでわく愛着もさることながら、共に過ごした思い出と
そこに染み込んでいった汗の量に思いを馳せると感慨深いものがあります。
おかげさまで海外デニムブログRawr DenimのFade Fridayにも取り上げて頂きました。
http://www.rawrdenim.com/2013/11/fade-friday-big-john-m106d-000k-10-months-2-washes/
コメントにはやや酷評もあるものの、世界中のDenim Headsが注目するブログでシビアとはいえ無視されずにコメントを頂けることはありがたいことです。
Fadeの道はイバラ道です。はい。
今後まだまだこの1本を進化させていく予定ですが、異臭に対するクレームに
凹みながら履き続けたこの色落ちは個人的には2013年のGOOD JOBだった思います。
ところで、履き始める前はどんな色だったのか?
興味のある方は下記リンクよりカラー:000Kの写真をご覧あれ。
では、また次回。
コメント
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