Rare
レアジーンズの細部こだわり仕様を
これから不定期にはなりますが数度にわたりご紹介していく二回目になります。
#2
袋地(スレ-キ)
「スレ-キ」とはジ-ンズでは主にポケット部分の生地名で
「スレキ」か「スレ-キ」と呼ぶ裏生地の一種で光沢のある織物です。
英語の「艶のある、なめらかな」Sleek スリ-クからきていると言われています。
一般的なスレ-キは
光沢感があり、糸目が見えない程の細番手が主流です。
ブランドネ-ムが織り込まれているのが流行りで
見た目は華やかな仕上げなっているものが多いです。
レアスレ-キは
原点の強靭スレ-キに仕上げています。
表から見えない細部までこだわり、履いている人にしか良さがわからない箇所こそ
しっかりとした物作りをする。 といった思いからです。
「こだわる」といった表現より「まじめに」との表現が似合います。
レアジーンズのスレ-キは厚いです。
本体のデニムと同じ
「経糸6.5番 と 緯糸6.1番」
で織り上げいます。
(糸番手は数字が小さくなるほど細くなります。)
厚いですが強靭でありながら柔軟である 相反したスレ-キ。
見た目は厚いですが、触ると案外やわらかいのに驚きます。
皮製品と同じで使えば使うほど滑らかに張りのある厚さに変化していきます。
織りは「綾織り」
糸の撚り方向と左右の綾目の
組み合わせから
厚さと強度を保ちながらの
なめらかな風合いを導きました。
強度や光沢感やなど優先すれば綿100%ではなくなりますが
レアスレ-キは国産第一号の原点を受け継ぐとし 綿100%です。
綿100%は風合いも楽しめます。
縫製仕様ですが
スレ-キ脇は耳デニムと一緒に縫い上げ
今は珍しいしっかり物が入るポケット本来の大きさとし
角にゴミが溜まらないようにした三角縫製(レアオリジナル※写真左下)です。
縫い目もとてもきれいで職人ならではの仕上げだと思います。
レアジーンズを裏返すと
スレ-キ生地1本1本の糸がはっきりと太いのがわかります。
(※写真でも糸の太さがわかります。)
この強靭な厚さ、厳選された綿100%綿糸、織りの風合いが合い重なり
履くたびに太い糸が糸間が締まり、よりドレ-プ感を感じる経年変化が体感できます。
この質感と、履いていくうちの感じ方は 品質と製品の誇りに繋がります。
ポケットに手を入れるたびに微笑んでしまう そんな箇所です。
スレ-キひとつとってもリベットと同じく、
見た目は決して華やかではありませんし目立つことはありません。
ですが履く本人がじんわり感じる事ができるジ-ンズだと思います。
http://www.bigjohn.co.jp/rare/
R008 レギュラ-
http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/rare/R008
R009 タイト NEW
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BIGJOHN STAFF
来年は
BIGJOHN創業75周年
国産ジ-ンズ50周年
をむかえます。
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