国産ジーンズのパイオニア 【BIG JOHN】
こんにちは!児島本社MATSUDAです。
一昨日は地元「岡山マラソン」一般枠の抽選結果発表の日でした。
県民優先枠に落選しドキドキでしたが、当選する事ができました♪
当選の瞬間にスタートです!
これから11月の本番まで、しっかり準備していきたいと思います!
と言いながら、当選の嬉ししさからついつい呑み過ぎたダメダメなMATSUDAでした・・・。
さて今日は私の一番お気に入りのポスターをご紹介します。
【BIG JOHN EXTRA X1R-01 】
実はこのポスター、もうこの一枚した残っておりません。
ジーンズのポスターなのに全面バイク!この斬新さ!
このポスターに敬意を表して全文をご紹介します。
『垂涎がここにある。
紳士の気骨といわれるOHV単気筒を装して毅然、BSAゴールドスター。
あの日一九五〇年代、こいつが神話になった時代があった。
ノートンかトライアンフでなければといったそれまでのレースの定説を
覆した活躍、忘れるものか。
メカニック陣のこだわりが勝因だった。
レースとい実戦のために工夫、改良を重ねた努力が実をむすんだのだ。
エンジンの再設計にはじまり、大型の冷却フィン、短いコンロッド、楕円フランホイール、
偏心ロッカー・スピンドルによるタベット調整方式、アマルGP気化器の採用、と。
五四年、五五年、五六年。
レースはゴールドスターのためにあった。しかし常勝であっても、こだわりは続けられた。
5ガロン入りアルミ・ガソリンタンク、190m/m 前輪フルウイズ・ブレーキの採用。
それにしても、アッという間の君臨だった。マシンへのこだわりが本質を向上させたからの
電光石火といえよう。BSAゴールドスター。
今となっては古典的なレイアウトだが、そのOHV単気筒は、いまだ現役のパワーを伝えてよこす。
本質を極めたモノだけにいえる価値を、そこに発見できる。
ジーンズならばビッグジョン・エクストラ。こいつがジーンズの本質を見せつけている。
はたせるかな、この本質も設計陣のあくなきこだわりから生まれている。
たとえば、デニム地は紡績技術の成果といわれる15 1/2 オンスを使用、染料はピュアインディゴに
加え、独特の染色方法によるブルーデニム本来の藍の表現、型おこしは特許取得のねじれ防止型仕様、
ステッチングには他に類をみない6番糸を採用、さらに上が幅広く下が狭いヒップポケットのステッチは
手縫い仕立てであるなど、
一体どこまで凝るのかと心配したくなるほどの念の入れよう。
素材、縫製、シルエット、どれひとつとして安易に考えていない。
このこだわり、ジーンズはクオリティーの時代であるという答だ。
ビッグジョン・エクストラ。
やがてこいつが神話となるのか。』
ジーンズへの情熱、熱い思い。
それを受け継ぐのが我々の使命である。
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