先日のブログでふれました海外モデル “M1”。
3月16日よりONLINE SHOP 及び White worksにて一般販売がスタートしました。
前回はGUNJOについてご紹介しましたが、今回はRURIを見ていただきたいと思います。
M1の中でも一目で今までのデニムと違うことがわかるほど鮮やかなブルーが特徴です。
12色クレヨンがあったとして、今までのデニムが「紺色」ならば、RURIは「水色」を指し示すくらいその違いは歴然としています。
M1002 1967年モデルに使われていたコーンミルズの生地を現代版として焼き直したこの生地は、
染色する際に極端にディップの回数を減らし鮮やかなブルーを引き立たせるとともに赤味を抑え、
ムラも極力少なくした14.5ozのセルビッジデニムです。
社内の中でもあまりに今までにない色目なので、「この生地は穿いていったら一体どんな色落ちになるのか?」ということが話題になりました。
そこでいち早くその結果を知るために、社員のひとりに穿いてもらったサンプルが1本あります。
それがコレです。
生地はRURIズバリですが、形やデザインはM3のNEEDLE-LEGというサンプル。
リジッドの状態から約半年くらいほぼ毎日穿き続けたらこうなりました。
色目が浅いので穿いていってもあまりコントラストは強く出ないであろうという当初の予想を覆し、見事な色落ち感。
プライベートでもよく穿いていたようで、まわりから「それどこのジーンズ?」とよく聞かれたそうです。
写真左) ピスネームはM1の経緯レーヨンのものをつけています。経年変化で生地とうまく調和しています。
写真右) ベルトループがすり切れるほどに穿いた証。
写真左) ヒザ裏も見事なコントラスト。
写真右) サイドシームからフロントにまわり込むヒゲが彫刻のように鋭利に刻まれて魅了します。
写真左) かなり穿きつぶしたと思われるヒザ抜けもイイ感じに。
写真右) 2ロールアップしてセルビッジが見えるようにして穿いていたようです。
セルビッジデニム、ヴィンテージデニムというと、どうしても濃いインディゴが多くなってしまうのですが、
このRURIのデニムはその真逆を行っていて、とても新鮮でインパクトがあります。
欧米でもこのRURIは大人気で、色目だけでなくそれが作られたコーンミルズやM1002の60年代の背景も含めて共感してもらっています。
なおWhite worksでは現在、この穿きつぶしたサンプルを公開中です。
実際にその色落ちを見て触って、そして新品を試着することができます。
(嬉しいことに、この日も遠方から来店されたお客さんがRURIをご購入されました)
しかも〈KOIAI〉〈KURO2〉〈GUNJO〉〈RURI〉とフルラインアップが揃っていますので、
〈KOIAI〉〈KURO2〉をオンラインショップで買い逃した方もぜひご来店をお待ちしております。
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