BIG JOHN BLOG [日本初のジーンズNBメーカー「ビッグジョン」公式ブログ]

70周年記念コラボモデル

東京支社NAKAMURAです。

ドメスティックブランド「アドナスティ」のデザイナー角田さんと打ち合わせです。

今春　アドナスティ×ビッグジョンのコラボモデルが続々デビューします　　お楽しみに

角田さんはスケボーで転び肋骨にヒビが入ってます・・・・・

M1002 ARCHIVEシリーズ／シルエット比較

以前コメントでリクエストのあったアーカイブシリーズのシルエット比較をご紹介したいと思います。

発売順に説明していくと、まず今月末発売予定のM1002 JAPAN MODEL。

 

1970年代のM1002が元ネタとなっており、当時の裾まで一直線のややワイドなストレートを再現。

裾を解いた仕様はなんと「父から息子へのおさがり」が隠れコンセプトになっており、息子が父より成長したためにレングスを裾を解いて延ばしたという設定。

国産第１号の生地を徹底的に再現した独特のブルーが今みるととても新鮮に映ります。

そして３月発売予定のM1002 FIRST MODEL。

 

初めて日本人体型にフィットするようにパターンメイキングを施したジャパニーズフィットストレート。

欧米人に比べてヒップが貧弱な日本人にもフィットするように改良され、バックポケットも小さめに設計し、スッキリとしたバックスタイルが特徴。

また、３モデルの中で唯一のリジッド仕上げになっていますので、光沢感がありキレイめの表情をしています。

そしてトリと努めるのが幻のM1002と言われるPROTO MODEL。

 

戦後、アメリカから中古ジーンズを輸入していたマルオ被服。

当時輸入していたそれらは、50年代のアメリカ衣料がメインであり、ビッグジョンが作り出した第１号のこのモデルもそのアメリカ衣料を見本にして、見様見まねで作りだした１本でした。

そのため、ダックテイル仕様になっており、ヒップ部分に余りができるのが特徴で、３モデルの中でも一番アメリカ面したジーンズになります（特に生地も縫製もアメリカ製なのでよりそれらを引き立たせます！）。

まだ日本人体型に沿わない粗削りな原型（PROTO）の姿が当時のストーリーを感じます。

中古ジーンズのような着用感を穿いた時に感じるように３Dパターンを採用し、ネジレとヒザ抜けを再現するというかなり高度な技術を用いています。

三者三様のシルエットのアーカイブシリーズ。

みなさんのお好みはどれでしょうか？

過去のM1002復刻モデルとは

昨年末開設したデジタルアーカイブですが、その中の資料にはビッグジョン社員から貸し出してもらったものが多くあります。

今日アップした1990年代のM1002の復刻モデル2点は、名古屋支社伊藤氏によるもの。

以前本社に来た際に、「いい色落ちしたものを持っているけどいる？」と尋ねられ、後日送ってもらったのがこの２本。

どちらも伊藤氏による1本穿きの成果が見てとれると思います。

1990年代M1002復刻1

1990年代M1002復刻2

 

果たして今年発売されるM1002アーカイブシリーズはどういう経年変化を見せてくれるのか？

特にコーンデニム社の生地を使ったファーストモデルとプロトモデルは楽しみ

MCT7143

今年の冬はメンズにもレギンスが浸透してきつつあるので

レイヤードによりショートパンツが夏だけのものではなくオールシーズン対応に

オシャレに穿きこなしている先輩を撮らせてもらいました

 

カラーは全部で４種類

僕も緑を持ってます

MCT7143 ￥6300（税込）

ちなみに、冬でも穿ける起毛フランネルです。

 
 

 

 
  

今日は中目黒～

東京支社ＮＡＫＡＭＵＲＡです。

今日は、オサレ～な街　中目黒のセレクトショップ1ＬＤＫで

秘密会議です

グライムエフェクト×ワールドワーカーズの取り扱いも多く

都内でも最先端のセレクトシップでしょ～

Nice　guyな関さんがいますのでゼヒゼヒ行ってみてください

しかもセール中

読んでます？『フイナム』にBIG JOHNの連載記事

『Houyhnhnm(フイナム)』は、

２００４年に創刊されたウエブマガジンで、

毎週水曜日に発行。

かつて、スタイリスト集団&企画事務所「ハッスル」を率いて

「ポパイ」などで活躍していた

蔡 俊行さんが主催していて、

ファッションをはじめとするトピックや

業界のかたがたのblogも要チェックです。

ここにわがBIG JOHNの連載記事が掲載されているの知ってました?

今週でもう7週目になります。

『フイナム』の切り口で

BIG JOHNの紹介がされていて面白いです。

バックナンバーも見れますから

今からでもぜひ

この『フイナム』の記事作りの作業は、まだ終わっていなくて

編集の豊田さんには

元代々木のBIG JOHNプレスルームにも

何度も来てもらっています。

 
つい先日の、編集の豊田さん(右)と、トライアウトの松澤さん(左)。お疲れ様です。

結構笑いが引きつって見えるのは気のせいでしょうか

次週では『BEAUTY＆YUTH』のお店にお邪魔して

BIG JOHN「M3」の紹介をする予定です。

更新は来週水曜日です！

小ネタ⑨

どもっ

またまたやってきました小ネタの話。

今回は前回の織りネームに続きまして、ピスネームのお話

ご存じとは思いますが、ピスネームとは通常右のバックポケットの左側に取り付けられている

ブランドネームを指します。(某アメリカブランドでは赤タブや黒タグなんて言い方もしますが…。)

紙パッチに次ぐ、バックスタイルの顔ともいえるディテールです。

↓それがコイツッ

紺色のデニムによく映える赤色です

そもそも何故『ピスネーム』と呼ぶかなんですが、

ジーンズがアメリカで生まれて着用されていた時代は、バックポケットにピストルを入れていた

事から『ピスポケット』と呼ばれていました。

その『ピスポケット』につくネームなんで『ピスネーム』というわけです。

…そのままでしょ(笑)

まずジーンズ好きであればここでコダワるポイントが材質

古着などを見てもわかると思うんですが、クルっと丸まってるんです。

これはレーヨン製による為、縮率が大きく何度も洗う事でクルっと丸まってしまうんです。

↓こんな感じ

 
(加工後のピスネームです。)

古着の雰囲気

しかもこれ全レーヨン製(赤だてと呼ばれる、赤に染めた縦糸を掛けて、赤糸の横糸で織る。文字もレーヨンの白糸)

最近では結構希少なものなんです。

よく耳にするレーヨンネームは白のレーヨンにポリエステルで文字を入れて、ネームになった状態で

後染めで色を付けたものが一般的。(文字部分はポリエステルなんで染まらず白く残る)

ただそうすると赤レーヨン糸で織り上げたものと比較すると色の経年変化の仕方が全然違うんです

やはり綿で出来たデニムに一番相性が良いのは全レーヨン製なんです。

サイズ・文字・織りも全て完全復刻

小さなディテールであっても手を抜きません。

これがBIGJOHNの物作りです。

小ネタも⑨までくれば、結構細かい部分までわかっていただいたと思いますので、

次回は遂に生地の詳細に迫っちゃいましょうか？

乞うご期待

カルチャー

ちょっと遅くなりましたが明けましておめでとうございます

今年はメモリアルイヤー今年のBJには要注目ですよ♪

しばらく、書いてませんでしたが一つ書きたかったネタを。。

会社から渋谷に抜けるバス道沿いに

良い感じの本屋を発見しましてhttp://www.shibuyabooks.net/

立ち寄った時にたまたまスタイリスの伊賀大介さんの推薦する本の特集が組まれてました。

その中に気になるワードが…

「ボウイとイギーが一緒にライヴしていた年に生まれた僕の幾分かはヤッコさんのおかげで出来ている」

ボウイ～?イギー～！とテンションが上がって手に取った本がコレ↓↓

 
日本のスタイリストの先駆けである高橋靖子さんが７０年代の青春の日々を

様々な方面から綴られています

７０年代のロンドンや原宿周辺、セントラルアパートの話などなど

すごいです。。

なんてったって自分の中でビビっと引っかかるワードがいっぱいで

 
T-REX この人たちのジャパンツアーにも同行してたり…

David Bowieの撮影にも立ち会い

海外でバリバリ活躍してた寛斎氏と共に仕事をしてたり…

矢沢永吉さんの1STソロアルバムのこのジャケットも

衣装を用意されて渋谷のゲーセン前の撮影にも立ち会ってたり…

他にもウッドストック,ロンドンポップ,YMOなどなど 

色んな所で同時多発に新しい物が生まれた７０年代を細かく書かれています。

読めて良かったです！こんな時代を過ごされた事がほんとに羨ましい

現在も多方面で活躍されている高橋靖子さん。

http://e-days.cc/style/column/takahashi/backnumber.php

このブログでも色々なお話が書かれています。

この本の話を上司にしたら

BIG JOHN もセントラルアパートに事務所があったと聞いてまた驚き！

そう、７０年代はBIG JOHNがかなりの風を吹かせた時代…

ベルボトムにカラースリム…満を持してその辺りを今の時代に向けて発信する時がくるかも？

それにしても７０年代,８０年代はカルチャーの面でかなり羨ましい時代。。

だって００年代も同じ１０年っすよ

００年代に生まれた物も後々になれば素晴らしく思うのかな。。

TOKYO!

 
どうも皆様、明けましておめでとうございます。

新年一発目のブログです。(久々ですが・・・)

今日のネタは映画です。

本日見たのはコレ！！

「TOKYO！」

 

東京を舞台にした、三つの短編映画から成る作品です。

あらすじを少々。。。

「インテリア・デザイン」

主人公のヒロコは映画監督を目指すアキラと共に東京へ上京するが、全てが上手くいかず自分の存在意義を見失っていく。そんなある時、ヒロコの体に異変が・・・

そして、その変化によって新たなアイデンティティを見つけていくヒロコ。

「メルド」

東京各地のマンホールから姿を現す「メルド」という名の謎の男？が事件を起こす。

その行動はエスカレートし、東京を巻き込む大きな事件となっていく・・・

「メルド」とは一体、どこから来た何者なのか!？

「シェイキング・東京」

10年間引きこもりを続けるある男は、完璧に構築された引きこもりをしていた。

ある日、ピザ配達の女の子(蒼井　優)と目が合い完璧だった生活にズレが生じていく。

男の中が変化するに連れて、東京もまた・・・

とまぁこんな感じの映画でした。(ちょっと内容書きすぎかも)

海外の有名監督らが手掛けているらしく、かなりアヴァンギャルドな作品になっています。

面白いか面白くないかは別として、蒼井　優さんがかなり可愛かったッス！！

いや、マジで可愛いっす！！マジで

タイトシルエット

 

今日街をぶらついていると、タイトなパンツを履いている人がたくさんいました

僕はもうめっきり履かなくなりましたが、もうしっかりメンズには定着していますね

ふと考えて、タイトなジーンズをかっこよく着こなしてたのって僕の中で『ＳＫＩＮＳ』だな～とか考えたりしていました

ＳＫＩＮＳといえば彼ら、ＣＯＣＫＮＥＹ　ＲＥＪＥＣＴＳ

最強です　Oi! Oi! Oi!です

この方達半端じゃありませんよ、前歯がありませんからね

動画↓↓↓↓↓↓

http://www.youtube.com/watch?v=0yJRVgIjYvI

http://www.youtube.com/watch?v=J50xjjzzfls

こんな表現していいかわかりませんが、本当の労働者階級出身の多いＳＫＩＮＳ・・・

当時ヴィヴィアン　ウエストウッドに代表されるいわゆるPunks/Punx とよばれる人達

後者には裕福な人もたくさんいて、ファッション・流行の部分も多く当時とても抗争になったそうです

労働者の証であるスキンヘッドとタイトなブルージーンズ、そして鉄板入りマーチンを履き拳にはカミソリの刃をしこみ戦い抜いたＳＫＩＮＳ・・・

トレードマークは、タイダイにブリーチされているジーンズかな

よく僕も真似したくて、ジーパンを買ってはキッ○○ハイターぶっかけてタイダイ抜きにして履いてました

いや～懐かしい

そしてこんな人達、日本にもいたんですよ

http://www.youtube.com/watch?v=HpSfsNCcRbQ

ちょっと前から、モッズとかスキンズとかよく言葉を聴きますけどこういったルーツまで掘り下げていくと楽しいかもしれませんね

最後にぼくの一番しびれた画像　http://www.youtube.com/watch?v=XWLU76o5rEI

 

Oi!Oi!Oi!