飯田店長のM1002 FIRST MODELの着用記事を拝見し、さらっと抜かれてしまったようで、もはや抜け殻状態の僕ですが(←おおげさ)、このM1002 FIRST MODELを穿き始める前は別のサンプルを試着テストしていました。
そう、それは今からちょうど一年前。
2009年の春はこのデニムサンプルを穿き始めました。
NEW RARE JEANSのサンプル。
この時点では形や仕様は全く決まっておらず、あくまで生地の色落ち試験ということで穿き込みをスタートしました。
型が決まっていなかったので、サンプルでは僕が気に入っているビッグジョンのとあるジーンズの型をそのまま起こしてもらいました。
(なお最終型のシルエット仕様は、現在
鳥栖の山口店長が穿いているものが暫定の最終型になりますので、もし近くに足を延ばすことがあれば、鳥栖店に行って山口店長の穿いているレアを見てみてください。)
え、そして話は戻って、ニューレア初期のサンプル。
下の画像はキバタ、未洗いの状態。
ただしリジッドで数日間穿いていたため、穿きシワあり。
そして一度洗いをかけた状態がこちら。
縮率も大きい生地なので、がっつり縮みました!
ちなみに半乾きの状態で穿いていたので、ヒザ裏のシワがくっきりと刻みこまれています。
これを約半年間穿き続け、色落ちをさせていきました。
穿いていった感想を話せば長くなるのでまたの機会にしますが、やはりなんといってもこの生地がモノスゴイ!
従来のレアデニムに全く引けを取らないNEWレアデニムの誕生です。
手触りはしっかりとしていますが、足を通すと思った以上に軽く感じ、色移りはしないけれど、ちゃんと色落ちはしていく。
そして一番の売りはその色目。江戸時代に藍染めされた槍覆い(槍先のカバー)の蒼色を再現。
しかしこの藍色を藍染めではなく、なんと化学的に完璧に再現してしまったという驚異の技術!
藍染めだと芯まで染まってしまって、色落ち的にはボヤっとしてしまいますが、今回はロープ染色の中白糸なので、穿いていくと縦落ちもちゃんとしていきます。
つまり「縦落ちする藍」という感じ。
また、藍の色を再現しているためか、1ヶ月の中でもいろんな「青色」になるんです。青味が強い日もあれば、黄味が強い日もあって、どれがこの生地の本当の色なのか言い表しにくいほどです。
色落ちした画像は、また今度ご紹介いたします。
まだ発売が先になりますが、NEWレアジーンズ。お楽しみに☆
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