ジーンズの右前ポケットに付いているホームベース型の小さなポケットは、「ウォッチポケット」と呼ばれ、もともと懐中時計を入れる為に付いており、現在ではこのポケットに小銭を入れることが多くなったことから、「コインポケット」と呼ばれることが一般的です。
ちなみにですが、ビッグジョン用語では、元来の機能である時計を入れるポケットということで、「時計落し」と呼ばれます。(プロレス技っぽいネーミングですが)
では、ペインターパンツやオーバーオールに付いている右足横の縦長のポケットは「スケールポケット」と呼ばれることをご存知でしょうか?
そう、まさにその名の通り定規を入れる為に付いています。
ただし、懐中時計と同じく、現在このスケールポケットを実際定規を入れて、活用している人はそんなに多くないはず・・・(というか未だかつて目撃したことがありません)
そこで定規を入れる替わりに、僕がよく活用するのがハサミ入れとしてなんです。
その使用例をちょっと紹介。
左が通常のハサミで、右が厚手の生地をカットする裁断バサミ。
見たようにその刃の大きさは歴然。
愛用しているWORLD WORKERSのシームレスペインターパンツ。
まずは普通のハサミを収納したところ。
持ち手がポケットの口に引っ掛かるため、刃がポケットの底まで届かず、
すぐに取り出せて、かつポケットの底も破れることがない理想的な組み合わせ。
一方、刃先の長い裁断バサミを収納したところ。
見た目には持ち手もちゃんとポケットから顔を出し、バランス的にも良いのですが、いかんせんポケットの底に刃先が突き刺さっているため、すぐに破れてしまいそう。
あて布で底が補強されていれば多少耐久性は上がるかな。
ということで、この結果、普通のハサミがベストツールという答えに現在至っています。
これからいろんなモノを収納してみて、これ以上にフィットするモノがあればまたレポートしたいと思います。
「コレ収納したら便利ですよ!」というご意見などあればお聞かせください。
しかしこう考えると、ワークはワークでも、「デスクワーク」を想定したワークパンツなんかあたったら面白いのではないでしょうか?
うん、「デスクワークパンツ」とか!
英語で表記したら昔からありそうじゃないですか? DESK WORK PANTS って。(気分の問題?)
面白いですね^^
ちょっと思い出したんですけど実は私、実際にスケール入れて使ってました。
販促会社の頃。メーカーから納品された幕やポスターの検品や版下チェックの時など。あと、小柄な先輩で常にジーンズをスーパーロールアップしてる人がいたんですけど、おもしろがってそのロールアップ部に様々なもの(ぬいぐるみとか社長の写真など...)をこっそりつっこんでいたの思い出しました♪
投稿情報: 恵流 | 2010/09/01 18:37
実際に使用している方のお話が聞けてありがたいです!
僕も何度かスケール入れて使ってみたのですが、金尺のしかも30cmのスケールだったので、すっごい使いづらかったです。
やはり適度なサイズでないとダメそうですね。
スーパーロールアップいいですねー!見てみたいです。
でも確かにロールアップしていると、いつの間にか色んな物が入ってたりします。
たまに小銭が出てきたりします(ドコで?)
投稿情報: ナガミネ | 2010/09/02 15:07