幾3月22日のブログ記事でご紹介したように、
ちょっとしたきっかけで話がわいた「国産ジーンズ資料館(仮称)」のプロジェクト。
「国産ジーンズ発祥の地」 「ジーンズの聖地」 「日本第一号を生んだ国産ジーンズの故郷」 など、
様々な代名詞で語られる岡山県倉敷市児島。
米国で誕生したジーンズを日本が第二次世界大戦後に取り入れ、
児島は今では世界が注目するジーンズの一大産地となっています。
しかしそんな戦後〜現在までの国産ジーンズの歩みを見れる場所というのが意外と無いのもまた事実。
多くの観光客が訪れるこの地にそういうスポットを作りたいと願って数年、
ワーゲンさんのご協力もあって、それが少しずつ現実化してきました。
まずは第一歩からスタート。
先日、各種資料を集め、ワーゲンさんに突撃。
巨大なガラスのショーケースをお借りして、その中を国産ジーンズの空気で埋め尽くしてきました。
作業服や学生服で栄えた頃のワーキングウェアから、50's 米国製ジーンズ輸入時代の超レアなジーンズ、
そして国産第一号のジーンズに、ビッグジョン第一号のジーンズや純国産第一号のジーンズ、
さらにはその他の国産ジーンズまで一堂に集結。
ここまでレアな国産ジーンズが集合体となると圧巻です。
その他にも当時の縫製工場や、Gパン屋の写真。
キッズアイテムにノベルティーやフラッシャー、ミシンにポスターなど、
国産ジーンズのバックボーンを知るに欠かせないものがお店の一画にディスプレイ。
まだまだ資料館というほど「館」規模ではなく、今回はまず手始めにお店の一画を借りて行なっていますが、
近いうちにワーゲンさんに隣接する60's 三菱500 旧車スペースにて大きく展開する予定です。
こちらも完成するまで少し時間がかかるかと思いますが、国産ジーンズファンの皆さん、楽しみに待っていてください。
一方で個人的な私物コレクションも一部置かせていただきました。
その中でもお気に入りの国産ジーンズが「RAM」
おそらくスティーブマックイーンであろう人物がフラッシャーに描かれ、
さらにライフルのスコープで狙撃を企てている70s当時のハードボイルドタッチのジーンズ。
このような60〜70年代の面白いジーンズを「館」レベルでは一挙に陳列してみたいですね。
ゴールデンウィークはジーンズ発祥の地 児島へ。
そして軽食はワーゲンへ。
RESTAURANT WAGEN
〒711-0911
岡山県倉敷市児島小川4丁目3−8
086-472-1480
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。