普段そんなに聴くわけでもないのに
ふとしたときに自然と口ずさんでいたり
耳の中で鳴っている曲ってないですか?
僕の場合はこれでした。
ガラのワルいだみ声で
♪えぃすおぶすぺいず えぃすおぶすぺいず♪
ジョン・レノンがいなくなった年、1980年のUKでのヒット曲
『エース・オブ・スペーズ』のサビのフレーズです。
当時、FMでよっくかかっていてズット耳にこびりついていましたが
今年の初め渋谷のミニシアターで見つけたこのフライヤーが
当時のあのフレーズを呼び起こしました。
↑の曲の作者、モーターヘッドのレミー・キルミスターのドキュメンタリーです。
メンバーが替りながらも今なお現役バリバリのモーターヘッド。
今回はその代表的なアルバム『エース・オブ・スペーズ』を見てみましょう。
バンドのイメージの通り西部劇の極悪人といった3人。このメンバーがモーターヘッドの
黄金期と言われます。
3人ともタイトな濃色デニムの今で言うシューカットでキメてますが
まずはこの人、ドラマーのフィルシー・“アニマル”・テイラー。
注目したいのは右足に配した、ダガーナイフというのでしょうか、ナイフホルダーごと
ベルトで装着しています。コレ街中でやるといろんな意味で危険ですが、
ポーチみたいな小さいBAGなど、応用してみたらカッコいいですよね!
(あくまでジーンズはタイトに!)
それからこのお二人
向かって左レミーと、“ファスト”・エディ・クラーク。ジーンズの両脇には、コレ多分
スペード型のスタッズをズラ~ッと装備しています。
ちょっと見ではお三方のジーンズ、かなりダーティに汚れている感じですが、
このシチュエーションにはぴったりです。うろ覚えですが、レミーが黒のウェアを愛用するワケ
について、「白は汚れが目だってしょうがないが、黒なら汚れが目立たないだろう」と言ってたのを
読んだような気がします。
同様な効果を生むマテリアルとしては、緯(よこ)糸をグレーに染めたものを打ったデニムや
ヒッコリーデニムが挙げられますが。。。レミー正しい!
ヘビー・メタル、パンク、スラッシュ・メタルなどのコアなファンからも崇められる
レミーのファッションは、
レザー!
and デニム!
65才の今でも
モーターヘッドの不動のフロントマンとして君臨するレミー。
最近はもっぱらタイトなピチピチのタイトボトムにブーツのようです。
レミーになりたいアナタには、BIG JOHNの
その音楽とともに
レミーがロックファッションに及ぼした影響は計り知れない。。。
コメント
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