先日よりオンラインショップ限定でスタートしましたブリコサービス。
皆様より多くのご注文、ご要望を頂きまことにありがとうございました。
その中で生地についてのお問い合わせが多かったので、今回ピックアップしてみました。
まずは60sデニムですが、前回記述したように1967年のM1002で使用されていたコーンミルズのセルビッジデニムを参考とし、そのオリジナルよりムラを少なくし、ケバ立ちも抑えた鮮やかなブルーとクリーンな表情が特徴の14.5ozのデニムです。
同じコンセプトのもと作られたM1のRURIの生地と非常に似ているのですが、ブリコ用に開発された60sデニムの方が経糸が太く、しっかりとした仕上げになっています。
画像を見ていただけるとわかるかもしれませんが、非常に似ている二つの生地。
でもよく見てみると60sデニムの方が経糸が太い分、結果的に白い緯糸の量が少なく見え、やや引き締まったブルーに見えるかと思います。こうして比較するとRURIのほうがライトな感じに見えます。
そして70sデニムも前回記述したように、1972年に開発された国産初のデニム生地〈KD-8〉がモチーフとなっております。当時はセルビッジの生地ではないのですが、今回はセルビッジ仕様となっており、当時よりムラも少ないフラットな顔つきが特徴です。
M1のGUNJOも同じKD-8モチーフですが、ブリコ用に開発された70sデニムの方がGUNJOよりも赤みがやや抑えられた色目になっているのがポイントです。
ご覧のようにGUNJOの生地の方が赤みが強く発色しているのがわかるかと思います。
ブリコ用70sデニムの方がやや赤みが抑えられ、よりベーシックな生地仕上げになっていますが、それでも通常のデニムよりは赤みがある方だと思います。
個人的には70sデニムも気になるところですが、今メインで着用しているのがGUNJOなので、次に穿くとしたらガラっと色目の違う60sデニムにひかれています
というのもこれからの季節にマッチしやすいという理由もあるのですが、この鮮やかなブルーをリジッド穿きしてみたいという衝動に今駆られているからです。
春夏は60sデニムで色鮮やかにそして軽やかに。
秋冬は70sデニムもしくは19ozデニムで濃色コーディネートに合わせやすく使い分けるのもひとつの方法ですね。
BRICO SERVICES 受付ページ
http://www.bigjohn-netshop.com/fs/jeans/c/BRICO
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