こんにちは、児島本社MATSUDAです。
「超次世代型ジーンズ コンプリートフリー」がリリースされて約2週間が経ちました。
おかげさまで、大変ご好評をいただいております!
弊社オンラインショップでも販売をしておりますが、一部カラーにおきまして生産が間に合わず
在庫切れが発生しており、ご迷惑をおかけしております。
今週から来週にかけて生産が間に合ってくる予定でございます。
随時、在庫に入れていきますので、よろしくお願いいたします。
さて、先週のBLOGの最後に、
また、新しい商品がリリースされます!
そのキーワードは・・・
・倉敷・児島の歴史
・原点回帰
・限界への挑戦
と、書きました。
今日はまず、【倉敷・児島の歴史】から
弊社は1940年に創業し、1965年に日本で初めてジーンズを製造します。
同年には世界初のワンウォッシュジーンズを発売します。
そして1967年にBIGJOHNブランドが誕生し、1973年に純国産第1号となるジーンズが誕生します。
これをきっかけに倉敷・児島はジーンズの一大産地となるのです。
しかし、倉敷・児島の繊維にまつわる歴史は、さらにさらにさかのぼります。
倉敷・児島は干拓地で、米を作る事に不向きでした。
1600年代その状況を逆手にとり、綿花の栽培を始めます。
これが倉敷・児島の繊維産業のスタートです。
綿作の発展に伴い、江戸時代中後期には綿加工業に展開していきます。
小倉織・真田紐・軍才足袋などが生産されます。
そして近年、作業服・学生服・ジーンズと繊維産業が発展していくのです。
数ある綿製品の中で、倉敷・児島の歴史に欠かせないものがあります。
【帆布】
です。
トートバッグ、テント、油絵用のキャンバス、お相撲さんの稽古用まわしなどに使われる厚手の綿織物です。
その歴史は古く、古代エジプト時代で船の「帆」として使われた亜麻製のものが始まりとされています。
日本では江戸時代末期に伝わります。
そして、当時船頭であった工楽松右衛門が速い船を作るために、綿帆布の開発に着手します。
松右衛門の帆は瞬く間に全国に普及し、北前船をはじめとする大型船の航海術は飛躍的に向上しました。
・綿作・撚り糸・厚手 これらのキーワードはすべて倉敷・児島に当てはまり、帆布づくりが発展していきます。
そして現在でも国内帆布の約7割は倉敷・児島地区で作られているのです。
ある日、社長から電話が
「MATSUDA! 帆布でパンツ作れる?」
そこから新たな商品開発がスタートしたのです・・・。
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