あと一週間後に迫りましたレアコンテスト。
僕も参加することが決定しているので、今か今かとエンジン噴かせて待機している状況です。
そんななか、昨年からずっとレアを穿いてくれていたBJFS鳥栖店の山口店長から、そのレアを僕宛に送ってもらいました。
かなり気に入ってもらっていて、よく穿き込んだいい色落ちになっているので、今回一気にご紹介したいと思っています。
山口店長のレア、一年後の姿をどうぞ。
見る限りは、大きなダメージやほつれなど見当たらず、山口店長らしい丁寧な着用具合がみてとれます。
ダメージが少ないのは、生地や特に新しく開発した縫製仕様に起因することが大きいのかもしれません。
そして前後の素晴らしいインディゴの剥がれ方。
画像だとどうしても色がうまく映らないのですが、それでもこうしてみると普通のジーンズとは明らかに異なる蒼さ。
もとは、坂本デニムさんに大事に保管されている江戸時代の槍先覆いの藍染めを人工的に再現したものになってるので、
どこか日本の伝統色を彷彿とさせるブルーとなっています。
やっぱりこの色は画期的。
穿き込み当初は無言の顔つきだったレアも、一年間穿くといろいろなところが主張しだしてきます。
ベルトループのアタリやディアスキンラベルの経年変化、
鉄リベットの輝きに、綿糸の退色など、各部位がそれぞれ主張しつつも、
ジーンズとしてはひとつに調和された一体感が生まれているような気がします。
(煮詰めたデミグラスソースのような)
各ディテールをそれぞれPICK UPしたのでご覧ください。
個人的には赤サビが発生した比翼ボタンなんてかなりポイント高いですね。
また、使い込むことによって開いてくるディアスキン入りボタンホールなんかも高得点。
そして4月1日からレアコンテストに参戦する真新しいレアと、山口店長のレアと一緒にパチリ。
一年後、このように変化しているのか?
はたまた、まったく違う、僕なりの表情になっているのか?
どちらにせよ楽しみなレアコンテストの一年になりそうです。
とりあえず早くワンウォッシュして、裾上げせねば!
なお、海外でモノすごい評価の高かったこの新レア R008。
今夏より欧米のセレクトショップで発売開始となるため、
現在その輸出に向けて急ピッチで縫製準備に入っております。
国内でも品薄となってきていますが、今後も海外との兼ね合いもあり、国内の入荷数が限られてきますので、
売り切れの場合は再入荷までしばらくお時間をいただくことになりますことをご容赦ください。
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