BIG JOHN BLOG [日本初のジーンズNBメーカー「ビッグジョン」公式ブログ]

M1 KURO2 / 3 months after

 

M1 KURO2を昨年より穿き始めて3ヶ月が経過。

リジッドのまま着用してきましたが、そろそろ洗い時かなということで先日ファーストウォッシュを行ないました。

リジッド穿きをしていたので洗濯後の縮みもほとんど発生せず、若干レングスが１〜２センチほど縮んだ程度の変化でおさまりました。

 

 

穿き始める前は緯糸も染められているため「ブラックデニムというよりはカツラギっぽいなぁ」なんて思っていましたが、こうしてファーストウォッシュをしてみるとやっぱりデニムらしい顔つきに変わってきました。

 

洗い前は目立たなかったアタリも洗い後には顕著に。

 

 

以前ブログでもご説明しましたが、このKURO2の生地には三層構造の特殊な染色がほどこされており、黒が落ちてくるとインディゴのブルーが少しずつ顔を出してきます。

 

 

なんとなく画像で伝わりますかね？

黒からグレーではなく、黒からブルーにフェードしていく様子がなんとも新鮮で、これからの色落ち具合に期待大です。

 

そしてもうひとつ予想外だったのが、洗い後になって縦ムラが結構出てきたこと。

いわゆるタテ落ちする生地だと思います。

BIG JOHNのラインアップの中ではあまりタテ落ち系の生地はないので、三層構造の染色と併せてこのKURO2は色落ちさせ甲斐のある興味深い生地ですね。

 

長年ブルージーンズを穿いてきたので、ブラックジーンズは非常に新鮮。

RARE R008と同じチームでオリジナルに開発した生地なので、穿き込みにも一段と想いが入ります。

 

 

BREAD & BUTTER + Capsule

 

年もあけて早速ですが、BIG JOHNは海外展示会に出展します。

まずはベルリンで行われるBREAD & BUTTERに、そしてその次はニューヨークで行われるCapsuleに出展。

 

 

私も明日よりベルリンに旅立ち、BREAD & BUTTERに参加してきます。

今、世界から熱い視線を受けるベルリンなので、いろいろ刺激を受けて帰りたいと思います。

 

14oz DENIM iPhone CASE

 

アーカイブモデルM1002 1967年モデル・1969年モデルでも使用しているコーンミルズのセルビッジデニムでiPhoneケースを試作中。

 

まさにBIG JOHNオリジナルのiPhoneケース。

 

普通は9oz程度のものを使用するのですが、この生地は14oz！

そういうこともあって、剥離したりといろいろと苦戦中。

 

なんとか試作品までこぎつけました。

 

 

 

 

 

出来上がった試作品はiPhone4/4S用なのですが、iPhone5用も同時に進行中。

 

まずは試作品を使って検証してみようかと思います。

 

 

 

 

M1 KURO2 / 1 month after

 

デニムの日である10/26から着用しているKURO2。

穿き込みコンテストでも参戦中の１本になります。

 

そして気付けばもうすでに１ヶ月が経過。

自分の体にだいぶ馴染んできました。

12ozということもあり、またその穿きやすさも相まって着用頻度も高いですね。

 

 

KURO2最大の特徴である三層構造の染色も、その片鱗が少しずつ見て取れるようになりました。

 

 

三層構造の一番外側である黒の硫化染料が落ち始め、その下のインディゴ層がうっすらと見えてきました（なんか青っぽいのがそれです）。

セルビッジのブラックジーンズというのもかなり珍しいのですが、さらにこの三層構造の染色でいつになく色落ちが気になる今日この頃です。

あと季節もブラックジーンズがよく合うシーズンになってきたので、しらずしらずのうちにヘビロテになりつつあります。

 

なお穿き込みコンテストもまだまだ受け付け中ですので、ご応募お待ちしております。

 

 

 

M1 KURO2 の色の秘密

 

穿き込みコンテストに続々と参加していただきありがとうございます☆

今回はBIG JOHN製品なら何でもOKということもあり、いろいろなジーンズでの参加が楽しいですね。

 

さて僕がこの秋から穿き始めたのがM1 KURO2。

 

ビッグジョンのラインナップの中では比較的珍しいブラックジーンズです。

 

 

 

前回の最後でKURO2の色のことについて触れましたが、その秘密が今回明らかに！？

 

 

KURO2を開発するにあたってポイントになったのが染色方法。

通常のデニムやブラックデニムとは異なり、経糸を染色する際に一度インディゴに染めてから、さらに黒の染料（硫化染料）で染め上げるという特殊な工程を行なっているのです。

経糸の断面を図解するとこんな感じで。

 

KURO2の経糸はご覧のように［黒］［インディゴ］［中白］という三層構造になっています。

 

穿き込むことによって経糸の黒染料が落ち、インディゴで染められた部分が表に出てくることによって、インディゴとブラックが交じりあう不思議な色落ちを見せます。

 

そこからさらに穿き込んでいくと、中白が顔を出してきて、BLACKとBLUEとWHITEの複雑で魅力的な色落ちを見せてくれるのです。

 

また緯糸も色落ちする特殊な反応染料で染められているため、経糸の色落ちとともに徐々に退色していく特長を兼ね備えています。

 

硬く穿きにくいとされるブラックジーンズですが、この手法を用いることによって比較的柔らかくしなやかな生地が実現可能となりました。

 

緯糸も黒の反応染料で染められているために、一見するとブラックデニムではなく「カツラギ？」と思えてしまいますが、れっきとしたブラックデニム。

 

しかし決して真っ黒というわけではなく、奥底にインディゴが眠る〈インディゴ ブラック〉という表現の方が近いかもしれません。

 

微妙にインディゴのブルーが見えるのがわかりますでしょうか？

 

経糸の染色はRAREでもご協力いただいた坂本デニムさんに開発を依頼。

RAREと同じように素晴らしいBJオリジナルの経糸が完成しました。

 

三層構造の色落ちは果たしてどのようになるのか？

 

今後をお楽しみに！

 

ブラックな秋

 

いよいよ10月26日スタートの穿き込みコンテストが迫ってまいりました。

そして前回告知したとおり、僕がこの秋から穿き始めるのはM1のKURO2に決定しました。

 

 

 

海外モデルであるM1シリーズの中でも唯一のカラーデニム KURO2。

数あるBIG JOHN製品の中でもブラックデニムというのは非常に珍しいアイテムかもしれません。

M1の為に開発されたビッグジョンオリジナルのブラックデニムですが、この生地の開発に携わったのは、なんとRARE R008を開発したのと同じチーム。

それゆえその質の高さは折り紙付きです。

 

そしてシルエットはM1共通のストレート。

 

 

この１年間近くM1 GUNJOを穿き続けてきたので、このシルエットは自分の中で実証済み。

僕好みのスタンダードストレート。

非常に気に入っているシルエットです。

 

セルビッジにはビッグジョンオリジナルファブリックであることを証明する赤×黄の耳が。

 

 

これから１年間このKURO2に活躍してもらおうと思います。

 

実はこのKURO2の最大の魅力はその色にあります。

その秘密はまた次回。

 

 

■KURO2はWhite worksにて販売中
White works by BIG JOHN

（ホワイトワークスでは遠方のお客様でなかなか店の方へお越し頂けないお客様の為に現金書留にて通信販売の対応もしております。）

 

 

マウンテンパーカー

 

今期のワールドワーカーズは新たなブランドとのコラボレーションモデルをリリースしています！

ワールドワーカーズのワークテイストに、バラブシュカのストリートテイストが融合したアイテムがオンラインショップに入荷しています。

 

 

表はどんなスタイルにも合うワンカラーで、ポイントとして裏はカモフラになっているマウンテンパーカー。

コレ一枚で防寒もばっちり！

 

ベーシック～ネオンカラーまで、計4色展開となっています。

 

今年のアウターにいかがでしょうか。

マウンテンパーカー（WORLD WORKERS × BALABUSHKA）

 

 

ご来店をお待ちしています。

 BIGJOHN公式オンラインショップ

2013 Spring&Summer EXHIBITION

 

来年の春夏展示会が先週からスタートしました。

今回の共通のアイテムは春夏ということもあって各ブランドで様々なショーツを提案しています。

 

 

東京のショールームのディスプレイは海を感じさせながらも、ラギッドな演出を試みてみました。

ショーツは少年っぽく見えるアイテムでもあるので、こういう男くさいエッセンスもちょっとプラスすることでまた違ったように見えるかと思います。

 

展示会場も各ブランドの個性がよく出ており、展示方法もそれぞれ異なって見どころ満載です。

 

BIG JOHN & WORLD WORKERS
王道のデニムに加えてカラフルなアイテムが登場

 

BIG JOHN CALIF.
Rockin' Jelly Bean×BIG JOHN再び！

 

DENIM CRAFT
“NAVY&WHITE”をテーマにトップスを含めたトータルコーディネートを提案

 

まだ詳細は明らかにできませんが、この他にも様々なアイテムが登場いたします。

来年の２月から春夏アイテムが発売開始となりますので、来年までしばらくお待ちください。

 

 

BIG JOHN M1 GUNJO / 9 months after

 

昨年末から穿き始めたBIG JOHN M1 ［GUNJO］。

9ヶ月毎日穿いていたわけではありませんが、生地感と色のバランスの良さが気に入っていて、ふと気付くとこのジーンズに脚を通していることもしばしば。

見た目は取り立てて主張することもないベーシックなデザインなのですが、それゆえ自然と脚を通してしまう魅力があります。

GUNJO独特の赤みの強いブルーも、ここにきてその赤みが抜けはじめ、爽快でクリーンなブルーに変わってきました。

モチーフとなった国産初のデニム生地 “ KD-8 ” の古着もたしかこんな色落ちだったなと改めて実感。

これまでのヴィンテージデニムと逆行した「ムラゼロ（生地のムラ感を全く無くす）」の考え方も非常に新鮮で、穿いていて懐かしさと新鮮さを同時に感じる不思議なジーンズです。

 

 

 

現在国内でM1が購入できるのはWhite worksのみとなっております。

遠方の方でご来店できない方のために現金書留での通信販売も行なっていますので、ご希望の方は店舗の方までお問い合わせ下さいませ。

White works by BIG JOHN
http://bigjohn.weblogs.jp/whiteworks/
〒710-8560 岡山県倉敷市水江1番地 イオンモール倉敷 2F
TEL:086-435-1521　／　FAX:086-435-1522

2nd 11月号にBIG JOHNとWORLD WORKERSが掲載

 

今月の2nd（11月号）にBIG JOHNとWORLD WORKERSが大きく掲載されています。

 

なんと見開きでM3 FRONTIER JACKETのコーディネート術が紹介。（222-223ページ）

 

M3 デビュー当初からラインナップに加わっているFRONTIER JACKETですが、今回は2nd流にアレンジしての着こなし方を提案しています。

 

またWORLD WORKERSも見開きで掲載。（142-143ページ）

 

 

いまやWORLD WORKERSの顔となったショップコートをピックアップ。

様々なブランドともコラボレートし、業界内でも愛用者の多いWORLD WORKERSのショップコートですが、その人気の秘密が紹介されています。

2012A/WのデリバリーがスタートしたWORLD WORKERSのアイテムも人気で、アイテムによっては品切れも出ております。

 

ちなみに今月の2nd の特集は「定番ブーツを上手に履きまわせ。」となっており、見どころの多い内容となっております。

だんだんと秋めいた季節になり、ジーンズとブーツの組み合わせを楽しめる いいシーズンの到来です。