BIG JOHN BLOG [日本初のジーンズNBメーカー「ビッグジョン」公式ブログ]

M3 STRAW-LEG 一年着用

 

 

 

 

本日もスタッフ着用ジーンズをご紹介。

2009年からその模様を追いつづけているDesigner ADACHI着用のM3 STRAW-LEG。

着用から実質一年が経ち、ついに今回でこのジーンズのレポートの〆を行ないたいと思います。

 

ちなみに過去のレポートはコチラ

☆５ヶ月着用レポート

☆７ヶ月着用レポート

☆10ヶ月着用レポート

 

 

12.0ozのトルコ産ストレッチデニムを使用したSTRAW-LEG。

まずストレッチデニムを穿き潰した姿というのをあまり見る機会がないかと思いますが、下の画像を見ていただければそのスゴさは一目瞭然かと思います。

 

 

 

元々はややグリーンの色合いが強いファブリックであるのですが、
ここまで穿き倒すとグリーンはやや抑え気味になり、ほどよいブルーのグラデーションを魅せてくれました。

 

 

 

 

M3シリーズの中でもややタイトなシルエットということもあって、腰まわりのヒゲも綺麗に刻みこまれ、
右バックポケットのクラッシュもバックスタイルにほどよいアクセントを加えています。

 

 

 

ストレッチデニムなので、ヒザ抜けしやすいという宿命があるのですが、そのヒザ抜け感もここまでくるとどこか貫録が出ています。

またフィット感のあるシルエットでこそ味わえるヒザ裏のアタリも見事。

 

 

写真左）クリーム色の革ラベルもシボ感が出ていい雰囲気に。

写真右）バックポケットに突っ込んだ財布の角によってデニムがクラッシュ。それも穿く人の愛着感が見てとれるポイント。

 

 

写真左） ストレッチデニムならではの繊細な色落ち。

写真右）裾のクラッシュもひとつの味に。

 

 

 

M3が立ち上がった2009年の始めからヘビーローテーションで着用したこのSTRAW-LEG。

実質1年間穿いたところで非常にちょうどいい時期の色落ちなので、着用サンプルとしてこの状態を保持したいと思います。

 

ということでWhite worksでは、この穿きつぶしたSTRAW-LEGを店頭で公開しています。

 

 

White works店頭でもM3は各種各サイズ取り揃えていますので、
ぜひこのサンプルをご覧になって、M3をご試着してみてください。

もちろんオンラインショップでも好評販売中です。

 

米国イェール大 児島訪問レポート

 

アメリカの名門校、イェール大学の修士課程の皆様が

先日3月14日に児島のジーンズ業界の視察に見えました。

被災地仙台を皮切りに、ブリジストンの彦根工場の視察のあと

13日の夜児島入り。せとうち児島ホテルに着くやいなや、

地元企業との交流会が持たれました。

イェール大約50名と、地元企業各社からおよそ30名にご参加頂き、

やや押しのpm8:30より交流会がスタートしました。

いきなりのサプライズは、岡山のご当地アイドルの｢S-Qty(エス・キューティ)｣！

これも児島の代名詞、学生服をアレンジした衣装で歌い踊りしゃべる！

皆さん当初はポカ～ンでしたが。。。

大拍手！(翌日は僕が持ってたS-Qtyのフライヤーが大人気でした)

 

そしてこの日のメインは、杉山慎策先生の講義。

“Tale of Two Cities”と題して、日本のジーンズの生誕地児島と

ジーンズの生まれた都市サンフランシスコを対比させながらの

大変興味深いレクチャーでした(all Enilishi!!)。

わがビッグジョンも、“Birth of Japanese jeans”の項でしっかり触れられていました。

 

杉山先生の講義のあとは、地元企業の紹介ビジュアルが流れつつ、

各テーブルでは地元企業とイェール側とのディスカッション。

わが社の水玉部長(真ん中)もtalkに熱が入っているようですね！

まだまだ時間は足りませんでしたが、PM10:30にこの夜の交流会は

盛況のうちに終了しました。

 

 

 

 

翌14日は早朝より洗い工場の見学。

大人数でしたのでふた班に分かれての工場見学。

皆さんサスガ大学院生。観光ではなく学術本位で熱心。

合計３箇所で洗い、縫製の現場を見ていただきました。

このような手作業にて、

アメリカはじめ世界各地で売られているジーンズがつくられている！

これは何の為の工程？コストはいくら？アメリカにも工場あるの？

様々な質問が飛び交い、なかなか前へ進みません！

 

12時過ぎには児島を発たなければならないのですが、

最後のQ&Aの時間も質問がとぎれることはありませんでした。

２日にわたって、各地から来てイェール大に学ぶ、世界でもトップクラスの頭脳を持つメンバーを

児島の企業が迎え入れ、

誠意をもって応対してみせたことに対しては、

必ずそれぞれの国に持ち帰られて児島のジーンズ業界の価値を伝えてくれることを期待したい。

 

☆急なお願いにもかかわらずご協力いただけた皆様、本当にありがとうございました！

イェール大の皆様、児島そして日本のジーンズを頼みますよ！

 

 

 

 

 

 

 

BIG JOHN 海外モデル M1〈RURI〉

 

 

先日のブログでふれました海外モデル “M1”。

3月16日よりONLINE SHOP 及び White worksにて一般販売がスタートしました。

 

前回はGUNJOについてご紹介しましたが、今回はRURIを見ていただきたいと思います。

 

M1の中でも一目で今までのデニムと違うことがわかるほど鮮やかなブルーが特徴です。

12色クレヨンがあったとして、今までのデニムが「紺色」ならば、RURIは「水色」を指し示すくらいその違いは歴然としています。

 

 

 

M1002 1967年モデルに使われていたコーンミルズの生地を現代版として焼き直したこの生地は、
染色する際に極端にディップの回数を減らし鮮やかなブルーを引き立たせるとともに赤味を抑え、
ムラも極力少なくした14.5ozのセルビッジデニムです。

 

社内の中でもあまりに今までにない色目なので、「この生地は穿いていったら一体どんな色落ちになるのか？」ということが話題になりました。

 

そこでいち早くその結果を知るために、社員のひとりに穿いてもらったサンプルが１本あります。

それがコレです。 

 

 

生地はRURIズバリですが、形やデザインはM3のNEEDLE-LEGというサンプル。

リジッドの状態から約半年くらいほぼ毎日穿き続けたらこうなりました。

 

 

 

色目が浅いので穿いていってもあまりコントラストは強く出ないであろうという当初の予想を覆し、見事な色落ち感。 

プライベートでもよく穿いていたようで、まわりから「それどこのジーンズ？」とよく聞かれたそうです。

 

写真左） ピスネームはM1の経緯レーヨンのものをつけています。経年変化で生地とうまく調和しています。

写真右） ベルトループがすり切れるほどに穿いた証。

 

写真左） ヒザ裏も見事なコントラスト。

写真右） サイドシームからフロントにまわり込むヒゲが彫刻のように鋭利に刻まれて魅了します。

 

 

写真左） かなり穿きつぶしたと思われるヒザ抜けもイイ感じに。

写真右） 2ロールアップしてセルビッジが見えるようにして穿いていたようです。

 

 

 

セルビッジデニム、ヴィンテージデニムというと、どうしても濃いインディゴが多くなってしまうのですが、

このRURIのデニムはその真逆を行っていて、とても新鮮でインパクトがあります。

欧米でもこのRURIは大人気で、色目だけでなくそれが作られたコーンミルズやM1002の60年代の背景も含めて共感してもらっています。

 

 

なおWhite worksでは現在、この穿きつぶしたサンプルを公開中です。

 

 

 

実際にその色落ちを見て触って、そして新品を試着することができます。
（嬉しいことに、この日も遠方から来店されたお客さんがRURIをご購入されました） 

 

しかも〈KOIAI〉〈KURO2〉〈GUNJO〉〈RURI〉とフルラインアップが揃っていますので、
〈KOIAI〉〈KURO2〉をオンラインショップで買い逃した方もぜひご来店をお待ちしております。 

 

 

そして Parisへ

クイズです。さて、何を　しているのでしょうか？

正解は　capsuleが　用意した　berlin→paris　移動のためのチャーター機を　バスの中で待っているところです

berlin　の　capsule show の最終日が　paris　の　capsule showの　準備日と　重なっているため、berlin会場撤収　即　移動　parisへ～　っ　て　ことになってしまっているのです。

 

ありえない　事態に　変なテンションに　なってます。

この後、整備士さんに　カメラ渡して　記念写真撮ってもらってます

 

そして、移動の翌日に　会場準備で　showのスタート　慌ただしい・・・

paris showも　盛況で　終わりました。

その、showの　翌日、盟友　naked & famousの Brandon 、parisの　セレクトショップ　コレット　店内で、自ら　デニム折り紙イベント開催　

セルビッジのデニムで　折り紙の　犬を　折ってます。正直　日本人の俺　出来ません

細かく言うと、折り紙じゃなく、　折りデニムかっ？　店内　みんな興味深々で　ウケてます

彼の　デニムに懸ける　情熱と　バイタリティ、　見習いたいです

 

さて、今回の　Parisの　ヒットメニュー

ムール貝の　プロバンス風

parisの　ムール貝　料理　チェーン店　「レオン」

いわゆる　ファミレスちっくな　店舗なんですが、画像のような　ムール貝の煮込み料理が　色々と楽しめます。

parisを　訪れた際は　是非

 

ゲルマン魂

NYから　berlinへ

1月の3週目は　berlin fashion week まっただ中です

そして、この巨大な肉のかたまりは　ドイツの郷土料理、「アイスバイン」　1kgの　ナイスガイです。

ちなみに、塊と　魂って　似てますね

豚の足の塩漬けって　やつを　茹で上げた料理で、付け合わせが　ザワークラウト（キャベツの酢漬け）と　ジャーマンポテト。　

やってしまいました・・・・・　ドイツ語のメニューは　難しいです・・・・　はっきり言って　食いきれる量でありません

右上　アイスバインから　時計回りに　ブルーチーズを詰めたリンゴの揚げ物　サラダの鳥フリッターのせ　ソーセージ　という具合です。　味は　最高に　うまいのですが・・・・一皿の　量が多い・・・・

でも、となりに座ってらした　老夫婦、我々と　同じ量食ってます・・・軽く・・・・

メニューも　やっちゃってます　映画のベイヴ　思い出します・・・・

腹ごしらえが　終わったら、仕事モードへ

気合い入れて　頑張ります　capsuleshow　in　berlin

 

会場になっている建物は、昔　造幣局だったそうです。

寒さ対策のため、テント生地で　会場を　おおってます。ETを　思い出します・・・・

接客も　バッチリ　活気あふれる　showでした

地道でありますが、bigjohnの　良さを　少しづつでも　世界に広げていきますね

 

2012aw capsule show in NY

下の画像は　どこでしょ~

そうです。ここは・・・・

タイムズ・スクエアー　

去る、今年の1月　海外展示会　NY　capsuleに　出展してまいりました

前回の　チェルシーから移って、

sohoの西、ハドソン川そばの　washinton st.　にある、倉庫が会場でした。

デニムの　フラッグを　掲げて　こんな感じです。

M3も　全世界に向けて　販売しております

去年のNY　fashion weekは　クリスマス大寒波で　すごい雪だったんですが、今年は　雪の無いNYでした。

が、それでも　日中　マイナス5℃に　なる日もあり、半端ない　寒さでした。

そして、ストロベリーなフィールドも、彼のために　花が添えられておりましたとさ。

 

「親子で楽しめる」クラブイベント！



 

3月4日の日曜日のお昼さがり

Wonder4　というイベントが、

岡山のクラブ YEBISU YA PRO にて行なわれました。

会場内は風船でいっぱい。

 

 

ふだんは薄暗いクラブもこんなに明るく

　　　　　　　　　　お父さんお母さんと一緒に子供達がダンス！

ぬいぐるみ、いやライオンさんとジャンケン大会も！

 

（お世話になっている）神宝麻衣さんのペインティングも大ウケです。

 

 

で

もちろん音楽は BIG JOHN が誇る ＤＪ INOUE。今回はアニメや歌謡曲でGROOVE を生んでました！

｢親子｣｢夫婦｣｢カップル｣｢未来の子供達｣のためにと題されたこのイベント。クラブのイメージをくつがえす試みです。まずは大成功でしたね！皆様お疲れ様でした。

 

 

 

 

｢いかにすれば児島は世界のジーンズのメッカになれるか｣

 

 

↑のタイトルのもとに、先週2月26日

倉敷ファッションセンターにて、

関西の主要大学７校の大学院によるビジネスプランコンテストが行なわれました。

京都大学、同志社大学、関西学院大学、九州大学、ビジネスブレイクスルー大学、

グロービス大学、立命館大学　以上７校によるコンテストです。

さすが各校有名校でありかつその大学院生による発表は甲乙付けがたい。

(正直わからない言葉も多く。。。)

各校による児島ジーンズ業界の現状分析では、

縫製・加工・気質などあらためてこの地の強みを再認識！

また入念なリサーチに基いて述べられる

児島のジーンズ業界への提案は、

外部からの提案であるがゆえに

本当にありがたく聞き入りました。

 

その中で、観客の拍手で決まったオーディエンス賞

そして審査員による審査でも優勝を勝ち取ったのが同志社大学。

優勝校への商品としてビッグジョンからジーンズを提供させていただきました！

 

審査員としてジーンズ協議会からは佐伯専務理事が。

 

 

最後は今回のイベントの主催でもある杉山先生が、

厳しくもありがたいお言葉を。

(ジーンズはビッグジョンをご着用です！)

 

そして“SETOUCHI DENIM  VALLEY”プロジェクト構想発表時には

我が武川課長もマイクを手に熱弁！

(写真ゴメン！)

 

 

 

来る3月13、14日には今度はアメリカの名門校イェール大学の大学院生約50名が

児島のジーンズ業界を視察に来ることも発表。

13日には　くらしき児島ホテル　にて交流会も予定されています。

児島のジーンズのすごさをぜひ海外に知らしめてやろうではないですか！

 

引き続き杉山先生ヨロシクオネガイイタシマス！